パネリスト: | 椎原 晶子(特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会 副理事長) 浅香 充宏(フィオーレ喜連川管理組合 理事長) 柴田 建(九州大学大学院人間環境学研究院 助教) |
期日:平成28年10月24日(月)
会場:独立行政法人住宅金融支援機構すまい・るホール(東京都文京区後楽1-4-10)
地図:http://www.jhf.go.jp/about/tenpo/honten.html
13:00 | 開場 | 13:30 | 開演・主催者挨拶 | 13:35~14:35 | 〈第1部〉基調講演 |
14:35~14:50 | 休憩 | 14:50~16:30 | 〈第2部〉パネルディスカッション |
モデレーター: | 大月 敏雄(東京大学 教授) |
パネリスト: | 椎原 晶子(特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会 副理事長) 浅香 充宏(フィオーレ喜連川管理組合 理事長) 柴田 建(九州大学大学院人間環境学研究院 助教) |
主催:(一財)住宅生産振興財団、日本経済新聞社
後援:国土交通省、住宅金融支援機構、都市再生機構
第1部講師・第2部モデレーター:大月 敏雄(おおつき としお)/東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻 教授 | |
東京大学教授、博士(工学)。昭和42年生まれ。東京大学卒、同大学院修了。横浜国立大学、東京理科大学を経て、2014年より現職。建築計画・住宅地計画を専門とし、近代日本の集合住宅や住宅地、海外のスラムなどを対象に、住環境の変化や利用の工夫など、時間経過の中での変化や価値の向上に着目した研究をしている。 住まいのまちなみコンクール審査委員。著書に『集合住宅の時間』(単著)、『近居』(共編著)など。 |
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第2部パネリスト:柴田 建(しばた けん)/九州大学大学院人間環境学研究院 助教 | |
1971年福岡市生まれ。2000年九州大学大学院博士課程修了。博士(工学)。日本(福岡、東京、沖縄等)および世界(カリフォルニア、上海、マニラ等)各地の住宅地をめぐってフィールドワークを行うとともに、地域コミュニティの継承や脱ベッドタウンの仕組みを組み込んだ新しいまちづくりのプロジェクトにも関わっている。 | |
第2部パネリスト:椎原 晶子(しいはら あきこ)/特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会(東京都台東区)副理事長 | |
【団体概要】江戸からの寺町に起きた大規模マンション計画を契機に、地域全体でまちなみを考える機運が高まり、まちづくり憲章や建築協定の締結、そしてまちづくり協議会が設立された。その後、地域の生活文化にあった家とまちなみを守るためにNPO法人を結成し、明治屋敷や大正町家などの歴史的建物や空き家を借り受け、手入れし、住みながら維持・管理・活用する活動を始めた。現在は、持ち主と借り主をつないで家を再生し、コミュニティや旅行者ともつなぐ維持管理運営も行う。町会や大学など地域のさまざまな組織と連携し、地域の人々と一緒にこれからのまちづくりを考えながら活動を継続している。第1回「住まいのまちなみコンクール」住まいのまちなみ賞受賞。三軒の空き家を店舗・住居・コミュニティスペースとして再生した「上野桜木あたり」にてグッドデザイン賞2015受賞。 |
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第2部パネリスト:浅香 充宏(あさか あつひろ)/フィオーレ喜連川管理組合(栃木県さくら市) 理事長 | |
【団体概要】温泉付き大規模林間住宅地(総区画数1,117 戸)として開発され、1992 年の販売と同時に建築協定が締結された。現在は協定の有効期間を終えたため、協定に代わって「建築・まちづくりデザインルール」が定められており、管理組合内の委員会が柔軟性ある運用を行っている。完成から20 年以上を経た現在は、施設管理の問題や高齢化に伴う問題などが現れ始め、これに対しさまざまな問題や環境をデータベース化し、地図として可視化・共有化できる地理情報システム(GIS)を導入しており、経験と情報を組み合わせた新しい住宅地マネジメントに力を入れている。第9回「住まいのまちなみコンクール」住まいのまちなみ賞受賞。 |