まちなみコーディネート事例

桜ヶ丘ハイツ

建設省が推進する地域住宅計画
(HOPE計画)の第1号の街。

宮脇檀建築研究室を設計コーディネーターに、不二企業をデベロッパーに得て、建物計画にまで踏み込んだデザインガイドラインを設け、住宅祭に新しい動きをつくり出そうと考えられました。
財団では、第1期のホープ計画(1983年)から第4期(1989年)まで住宅祭を行い、街づくりに加えて、外構計画では官民境界沿いの中間領域(セミパブリック)の創出にさまざまな工夫をしました。

写真:小野吉彦

第1期(1984年):
造成計画を受けた建物のコントロール。

外構の恵那石の岩組やボンエルフ道路などにより、
造成計画で積極的な街づくりが行われており、
良質なマスタープランと造成手法がとられています。

写真:アーバンセクション

第2期(1987年):
広がるセミパブリックスペース。

道路境界沿いの一部を共有地的な扱いにし、
岩組と植栽帯を活かし、その部分を中間領域として街づくりに活用。
バランスのとれた街路景観をつくり出しています。

写真:小野吉彦

第3~4期(1988~1989年):
道路内植栽と宅地内植栽の一体化。

この期では、ボンエルフ道路が計画され、
道路は歩行者にやさしく、車がスピードを出せないように雁行し、
路肩部には植栽帯が設けられました。

写真:小野吉彦

> 詳しくはこちら [PDF](18.9MB)

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