桃花台ニュータウン
グリーンテラス光ヶ丘
愛知県小牧市光ヶ丘
計画は、自然との調和―田園的なランドスケープ、草花や植栽を主体とした景観づくり、雨水の地下浸透の促進、コミュニティの領域性と連続性の実現―ビレッジグリーン(みち広場)を囲む住戸配置による求心性のある空間構成としている。
街区の進入口を2ヵ所に限定し、骨格道路からループ道路、さらに、住戸の接道道路(ビレッジグリーン)へアクセスする段階的な構成とする。宅地内の道路側に、グリーンベルトを設け、ビレッジグリーンを住環境を豊かにする複合機能を持ったオープンスペースのネットワークとして位置づけている。街路は、視界の変化が楽しめる曲線を原則とし、各戸の門廻りおよび駐車場は、ビレッジグリーンに面して設け、ビレッジグリーンに対する求心性を高めている。
街路のコーナーやアイストップ部に象徴的なデザインの住戸を配置し、まちなみ景観にメリハリを付けている。建築基準法上の接道は仮想分筆線による。中央の骨格道路と、これに接続するループ道路は移管。ビレッジグリーンを共有地(全体共有、124分の1)として持つ。宅地面積185m2~282m2。住宅面積121m2~158m2。共有地面積43.49m2/戸。

宅地とビレッジグリーンに高低差のある部分

ビレッジグリーンに面するまちなみ

街区図

計画のディテール
計画データー
実施年度 | 1995年11月 |
事業者 | 愛知県 |
基本計画者 | E&A設計 |
事業方式 | 建売り(共同分譲) |
建築協定 | 建築協定、地区計画 |
街区面積 | 13,243.85m2 |
戸数 | 124戸 |