桃花台ニュータウン シータウン光ヶ丘
愛知県小牧市光ヶ丘
県内25の住宅関連企業(ハウスメーカー、設備部材メーカー、エネルギー供給企業)からなる組織、愛知県住宅関連産業協議会のモデルプロジェクトの第1弾である。コモン広場を中心としたコミュニティづくり、情報化、高齢化、女性の社会進出、自然回帰、価値観の多様化、インテリアの質の充実をコンセプトとする。
街区に5つのコモン広場を設け、各々にテーマと季節イメージを設定し、特徴ある生活環境をデザインする。たとえば、セントラルコモンのテーマは価値観の多様化と自然回帰、四季、シンボルは集成材のアーチ、サインは花。住宅へのアクセスは、コモン広場を介す構造とし、2台目駐車場もコモン広場内に設置する。
高齢者を考慮した設計や独立性を高めた2世帯住宅など、時代背景から生まれた新たなニーズに対応したプランを多く用意。家事や家の維持管理を省電力化・合理化させるための設備機器、外出先からの機器操作可能なテレコントロールシステムの導入などを実現。建築基準法上の接道は、共有地内の仮想分筆線による。ループ道路のみ市に移管。コモン広場(集合駐車場を含む)全体は共有地として持つ。宅地面積185m2~273m2。共有地面積合計2828.18m2、55.45m2/戸。

コモン広場と住戸のアプローチ廻り

コモン広場に面するまちなみ

街区図

計画のディテール
計画データー
実施年度 | 1991年5月 |
事業者 | 愛知県、愛知県住宅関連産業協議会 |
基本計画者 | 建築計画連合 |
事業方式 | 建売り(共同分譲) |
建築協定 | 建築協定 |
街区面積 | 15,718.76m2 |
戸数 | 51戸 |