田園都市宮崎台
神奈川県川崎市宮前区宮崎
計画地は田園都市線沿線の住宅地の一角にある。地域のシンボル的な自然として残されていた起伏のある雑木林に隣接しており、オーナー一族が居住する4世帯の専有宅地と一体となった土地である。既存樹木は用地内だけでも5m以上の高木が50種以上約250本あり、生垣等も園遊路に沿って手入れよく植えられていた。これらの高木のうち、約50%を移植も含め残している。北側外周道路沿いにイチョウやモミジ、サクラ等を残すことで古くからの道の雰囲気を残しながら、環境を価値とした計画としている。
回遊性のある動線計画、既存樹木を尊重した道路計画とし、その街区内道路を住戸が囲む構成とする。さらに、街区内道路と各戸の駐車場を一体的につくり、みち広場とする。街区の入口にはゲート塀等を設け、エントランスの演出を行なう。造成はなだらかな傾斜の現況地盤をそのまま活かし、住棟配置も既存高木をシンボリックに扱い、各住戸からも自然を楽しめるように計画する。
住宅は既存樹木中心の配棟計画である(ケヤキの大木を囲む家、お花見を楽しめる2階に食堂のある家など)。宅地平均面積1期67坪(専用53坪+道路等)、2期74坪(専用62坪+道路等)。住宅平均面積1期38坪、2期46坪(車庫含む)。

みち広場沿いのまちなみ

北側外周道路から見た街区入口部分(2期)

街区図

計画のディテール
計画データー
| 実施年度 | 1997年1月 |
| 事業者 | ミサワホーム |
| 基本計画者 | エム住宅販売 |
| 事業方式 | 建売り(定期借地権) |
| 建築協定 | 紳士協定 |
| 街区面積 | 2,107m2 |
| 戸数 | 9戸 |