竜ヶ崎ニュータウン北竜台地区
ウッドパーク四季の丘/竜ヶ崎
茨城県龍ヶ崎市松葉
南側は大型ショッピングセンター、北側は小学校に接した立地を活かして、アメリカで始まった「ニューアーバニズム」の考え方に基づいた計画(車に頼り過ぎた計画への反省から、歩く生活の楽しさを取り戻すコミュニティづくり)。小道でネットワークされたスモールタウンをつくり、人の気配が感じられる家とみちの関係に配慮した環境形成を図っている。
街区計画では東側の幹線道路(幅員30m)と2~3mの高低差をつけ、法面と植栽により、車や歩行者の視線と騒音をカット。西側幹線道路に面してまちのエントランス公園を配置している。公園をゲートとしてループ道路とフットパスを配置し、駐車場をすべての宅地の道路側に設けている。北側の歩行者専用道路沿いに緩衝緑地を設けている。まち全体の植栽計画は「白」をイメージカラーとしている。
住宅は3種類の建物スタイルを混在して配置する南カリフォルニアの団地の計画。
街区内道路は幅員6m、街区入口部とフットパスとの交差部はレンガ舗装(イメージハンプ)。フットパスは幅員4m、歩道部(2m)はレンガ縁取りのコンクリート舗装、両側植栽帯を設置。緩衝緑地帯(幅2m)は法面処理。外構は、新大谷石と生垣。フットパスには建柱せず、これに面する宅地は6m道路から小柱を建てて引き込んでいる。宅地面積165m2~226m2、平均186m2。住宅面積99m2~135m2。
計画データー
実施年度 | 1998年 |
事業者 | 興和物産 |
基本計画者 | The KTGY Groop.Inc、環建築設計事務所 |
事業方式 | 建売り |
街区面積 | 24,161.27m2 |
戸数 | 97戸 |