1. 徒歩圏内の鉄道駅や日用品が買える大型スーパー、ショッピングセンターやループエリアと呼ばれるビジネス中心街があり、自動車を排除した生活を可能にしている。
2. 駐車場にはゲートが設けられており、セキュリティ面にも配慮されている。バイクストレージ(駐輪場)に関しても、約150台を駐輪する用意があり、都市部での生活にフィットした内容となっている(写真1)。
1. 共用部の充実が特徴である。私用部以外の共用部を充実化させることで価値を上げ、それに対してコストを支払うという価値観に賛同する高所得者をターゲットとし、高い入居率を維持している(写真2)。
2. 1階にコンシェルジュが常駐し、客人との応接機能をもったスペースやパッケージロッカー等がある。フリードリンクを楽しめる入居者専用ラウンジや、ドッグランも設置され、ミーティングルームも用意されている。上階にはプールやフィットネスクラブ、バーベキュー施設等、住人が使用できるスペース・設備が充実している(写真3)。
3. 間取りのタイプはスタジオタイプが約20%、1ベッドタイプが約60%、2~3ベッドタイプが約20%。リーシング率は、2018年7月現在までで約95%と、ほとんどの部屋がリースされている。人気のユニット(部屋)は東向きで、賃貸料は基本的にビュー(その部屋から見える景色)で決定される。
報告者 | 渡辺洋明・板垣真人・程田数馬・島上涼介 |
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視察日 | 平成30年7月11日(水) |
同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏 (明治大学 理工学部建築学科専任准教授) |
参考資料名 | 2018米国住宅地開発事例視察調査報告書(渡辺洋明氏・板垣真人氏・程田数馬氏・島上涼介氏)掲載原稿を要約 |