1. 【コミュニティ広場の創出】
街の中心となる部分に道路の交通を遮断して、広場を作っている。適度なスケール感とそれをとりまく建物が、人々の憩いの場として賑わいを生んでいる。(写真1)
2. 【建物のリニューアル】
主に商業用途として使われていて、衰退しかけている建物に新たな役割をもたせたリニューアルが盛んに行われていた。その一例が、デパートのリニューアルで1階部分を店舗に、2~3階はオフィスに、更に上を住居にリニューアルしている。(写真2)
3. 【ヴァーティカル方向への用途多様性】
縦方向に機能を複合化させることで、商業、オフィスというエリアでも住環境を生み出し、そこで人々が快適に生活できている。(写真3)
1. 住環境を生み出すために建物が乱立していくのではなく、美しい街なみがしっかりと形成されている。
2. ダウンタウンの再生をはかるなかで、街としてのデザイン、資産価値を大切にしていこうとする街づくりに対する強い意思を感じる。
報告者 | 吉村 和也 |
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視察日 | 平成27年5月9日(木) |
同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏 (明治大学 理工学部建築学科専任准教授) |
参考資料名 | 2015米国住宅地まちなみ視察調査報告書(吉村和也氏)掲載原稿を要約 |