1. 歩行者と車が共存する街で、街の中心部に自走式の大型立体駐車場が配置され、それを囲むように建物が各ストリート沿いに建てられ、無駄なスペースは見当たらない造り。
商業施設と集合住宅が融合する無駄のない街づくり。
2. ベセスダ・ロウの住宅に関してはオール賃貸のアパートメント。
緑の少なさを感じさせないために、街路樹は勿論、歩道に設けられているガーデニングスペースを至る所に設置していたり、アート的なオブジェを所々に設置するなど、訪れる人を楽しませる計画的な街づくりを行っている。
3. ある程度の富裕層が集まり、一度は住んでみたい街として人気を維持しているが、何世代に渡って永住する街ではなく、居住者の入れ替わりが適度にあり、住人のコミュニケーションが不十分となりやすく、防犯上の安全性は低いと感じられる。
報告者 | 長沼 洋一 |
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視察日 | 平成25年7月10日(水) |
同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏 (明治大学 理工学部建築学科専任准教授) |
参考資料名 | 2013米国住宅地まちなみ視察調査報告書(長沼 洋一氏)掲載原稿を要約 |