オレンコ・ステーシヨン
オレゴン州ポートランド
オレゴン州ポートランドの西にある郊外鉄道沿線型大規模複合開発地である。典型的なTOD開発として、路面電車MAXの拡張による開発によって出来た街。開発する前が工業用地であったことを想像させない程、見事な街並みが広がっている。
1.開発時期:1995年
2.総面積
1.開発時期:1995年
2.総面積
緑豊かな駅からのアプローチ
オープンスペースに面した多様なデザインの建物群
3つ連なった住宅群
住宅地図
住宅地計画の特徴
1. 約400mごとにフォーカスポイントがあり、歩いていて飽きない工夫がされている。
2. “私の庭”という大きいスペースは無いが、歩車分離された玄関周りの緑豊かな空間は、家から外部を見守る工夫でもあり、街並みを魅力的に見せる工夫でもある。
維持管理の特徴
1. Orenco Station は、“作り手の思い”と“住まい手の思い”が素晴しく融合している気がする。HOAによる管理も、街を豊かにして資産価値を高め、みんなが住み続けたい街にしていることに役立っているに違いない。
計画データー
| 報告者 | 向井 和也/吉田 憲司 |
|---|---|
| 視察日 | 平成22年6月16日(水) |
| 同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏(神戸芸術工科大学デザイン学部環境・建築デザイン学科 准教授) |
| 参考資料名 | 2010アメリカ住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(向井 和也/吉田 憲司)を要約 |