フロリダ州オレンジ郡オーランド市
1. 従来型の広大な敷地を提供することが困難になってきていることを背景に、敷地面積を小さくしながらも、都市部やダウンタウンへのアクセス、歩きたくなる歩道や安全な公園、そして医療・学校といった公共施設を充実させ、敷地が狭いことを全く感じさせず、「居心地の良い街づくり」
2. 住民を車社会から脱却させ、歩かせようとする工夫が随所に見られる。アレー(裏道)を除く全ての道路に歩道が設置されており、歩行箇所のコンクリート舗装以外は芝が張られている。駐車場を全てアレー側に設置することで、歩道部に乗り入れがないため、芝の連続性を保つことが
3. 交差点の歩道角切部は、車両の巻き込み防止を図るために、日本ではガードレールや高さ20cm程度の縁石を設置するが、緑の島を設けることによって最も危険が多い箇所に、歩行者が立たないような工夫で景観を保持している。
1. そこに暮らす住民たちはHOAという維持管理組織に加盟し、団地の資産価値と団地運営の持続性を自らの手で向上させようとする強い意識と連帯感を持っている。
報告者 | 山尾利広氏・滝浪成夫氏 |
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視察日 | 平成19年6月13日(水) |
同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授) |
参考資料名 | 2007アメリカ住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(山尾利広氏・滝浪成夫氏)を要約 |