フロリダ州オレンジ郡オーランド市
1. 居住者同士のコミュニケーションの場として宅地開発に先立ち、ダウンタウンから開発された。ダウンタウン各戸から徒歩圏にあり、電気自動車でも移動できるように計画されている。住宅のパターンやデザインなどについては統一化するマニュアル等はなく、ガレージを裏通りに配置
2. 道路はパークウェイ方式が採用されている。各敷地の道路や敷地との境界線は統一された低い木製の白いフェンスで囲われており、セレブレーションの美しい街並みを形成する要因となっている。
3. 各戸は、6つの建築様式で建てられており、それぞれが主張するのではなく、個性豊かに調和し合い、街全体の雰囲気を良好なものとしている。
1. 教育の面ではグループ教育(小学1年生~4年生まで)を積極的に取り入れており、学校は各戸から2マイル程度の距離でスクールバスはなく、自転車若しくは徒歩で通学している。教師の再教育センターもあり、セレブレーションとしてかなりの重点が置かれている。
2. 地中海風でホテルを思わせる病院とフィットネスが合体した施設が作られている。おもに高齢者向けの施設であるが、この存在が居住者に長く住める安心感を与えている。また、インフラが整備されており、各戸と各戸・病院・学校が結ばれている。
報告者 | 諏訪部賢一氏・塩将一氏 |
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視察日 | 平成13年6月23日(土) |
同行コーディネーター | 団長:蓑原敬氏(蓑原計画事務所代表) 渡和由氏(筑波大学芸術学系環境デザイン講師) |
参考資料名 | 2001アメリカの住宅地開発最新事情/住宅生産振興財団海外視察報告掲載原稿(諏訪部賢一氏・塩将一氏)を要約 |