ワシントンD.C.ゲイザーズバーグ市
1. 開発以前の基本的地形を極力変更せず、丘陵や湖沼などの自然の原地形(歴史)を活かしている。傾斜地に対し、擁壁を造らず、地表面の変化に応じて建築計画を工夫・対応し、自然と一体感のある景色を作り出している。
2. レンガ造りの小さな別荘のイメージTND(伝統的近隣住区)型開発であり、道路が比較的狭く、小さな宅地が隣接して密度が高い住宅地である。
3. 全ての道路に歩道が設けられ、自家用車は車専用のバックアレー(裏道)によって、歩・車分離を実現するなど歩行者優先の街づくりを行っている。 また、シングルファミリーハウス(戸建住宅・2連戸住宅・連続住宅)の住宅地とマルチファミリー向住宅(共同住宅)の住宅地、店舗併用住
1. ホームオーナーズ・アソシェーション(住宅管理協会)による行き届いた運営・管理により、子供から老人まで安全・快適に生活を楽しめる住環境が作られ、エリア内のステップアップ・買い替えなども実施されている。
2. ホームオーナーズ・アソシェーション(住宅管理協会)による運営管理により、プール・テニス・趣味の会・ベビーシッター・高齢者への食事宅配サービスや建物修繕・植栽メンテ・コモンの維持管理等のサービスが充実している。
報告者 | 三木由紀郎氏 |
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視察日 | 平成12年6月20日(火) |
同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学 芸術学系 講師) オブザーバー:越澤明氏(北海道大学大学院教授) |
参考資料名 | アメリカの住宅地開発最新事情/住宅生産振興財団海外視察報告掲載原稿(三木由紀郎氏)を要約 |