ジョージタウン
ワシントンD.C.
ジョージタウンは、ワシントンD.C.の中心部を流れるポトマック川の下流に位置し、18世紀初頭にスコットランドからの移民によって開かれたアメリカ建国以来の歴史を持つ街である。戦後､歴史的な街並みが社会的に評価されるのに伴い､ジョージタウンが高い審美性を持つ街である
石畳の車道には、路面電車のレールが保存されている
ジョージタウンの街並み
噴水のある広場
住宅地計画の特徴
1. 建物全体の色･材質に始まり、ドア、窓枠、窓の格子などのディテールに至るまで､一戸一戸が全く違った表情を見せており、各戸が趣向を凝らして造った玄関ドアの面白さは格別である。
2. それぞれのパーツや建物が個性を主張しあいながら、 長い時間を経て街並みを完成させ、全体としてジョージタウンというひとつの街を作り上げている。
維持管理の特徴
1. 現在は｢ジョージタウン法｣(1950年)によって、街全体が風致地区として保護されている。
計画データー
| 報告者 | 鈴木昌子氏 |
|---|---|
| 視察日 | 平成12年6月19日(月) |
| 同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学 芸術学系 講師) オブザーバー:越澤明氏(北海道大学大学院教授) |
| 参考資料名 | アメリカの住宅地開発最新事情/住宅生産振興財団海外視察報告掲載原稿(鈴木昌子氏)を要約 |