住宅生産振興財団の基盤となる事業です。都市再生機構、区画整理組合、民間デベロッパーなど宅地事業者と、ハウスメーカー、工務店、ゼネコンなどの住宅事業者を連係、組織化し、質の高いすまい・まちなみを提供します。
美しいまちなみを計画するためには、その地域の特性や地形の条件を生かしつつ、人と車の共存に配慮した道路計画や住宅地計画が望まれます。また、それぞれの住宅の壁面線、色彩、屋根形状、窓の位置など建築設計の調和も重要です。さらに、門、塀、植栽、カーポートなど外構についても一定のルールを定めて設計するなど、景観上行き届いた配慮が求められます。そのためには、専門家や参加事業者の企画力、市場調査能力、技術力等を結集する必要がありますが、これら一連のコーディネート業務を住宅生産振興財団が行っています。
このほか、とくに共同住宅と戸建て住宅との複合的な開発のあり方、また田園居住のニーズに対応した住宅地の開発のあり方について検討を進めていくこととしています。