まちなみコンクール

第20回 住まいのまちなみコンクール 審査結果

今回の応募団体の属性としては、旧炭鉱住宅(現公営住宅に移管)エリア、分譲マンションの集合住宅団地から応募があったことが目新しく、応募団体の多様性が年々増しています。

国土交通大臣賞

団地名:月見町第1ガーデンハイツ(奈良県生駒市)
団体名:月見町第1ガーデンハイツ自治会

生駒山を借景として望む丘の上にある緑豊かな分譲集合住宅団地。敷地内には屋外プールがあり、年中みんなが集まるまちのリビングのような場所となっている。このプールに象徴されるように、多世代にわたる住民が自主管理を通して生活価値を育む活動を継続してきたことによって、多世代にとって住みたいまちとして評価されている。

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住まいのまちなみ優秀賞

団地名:てらいけ地区(兵庫県神戸市垂水区)
団体名:てらいけ自治会、建築・緑地協定運営委員会

URが開発した「ガーデンシティ舞多聞」の最後に完成した、まちなみづくり正統派ともいえる戸建て住宅地。柔軟に運用されるまちなみ形成ルールのもと、宅地と道路の間の緑地空間の歩道的利用やガレージの集会所的利用等、個人の資産を開放的にまちに提供しあっている。個人の善意に基づきながらみんなの居場所が生まれ、まちの魅力になっている。

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住まいのまちなみ賞

団地名:清水沢エコミュージアム(北海道夕張市)
団体名:一般社団法人清水沢プロジェクト

1970年代に整備された炭鉱住宅地。地域全体を博物館と捉えたエコミュージアムとして、現在も生活が営まれている炭鉱住宅や石炭産出ルートのしくみが体感できる炭鉱遺産、地域文化の継承に取り組んでいる。今後は、静かな暮らしを守りながらも、抑制の効いた観光などの新たななりわいを創造する中で、関係人口の増加や担い手の輪を広げていくことに期待したい。

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審査委員会(五十音順/敬称略)

●審査委員長
大月 敏雄(東京大学教授)
●審査委員
岡田 昭人(まちづくりプランナー)
齊木 崇人(神戸芸術工科大学名誉教授)
坂井 文(東京都市大学教授)
服部 卓也(国土交通省大臣官房技術審議官)
森 まゆみ(作家・編集者)
宿本 尚吾(国土交通省大臣官房審議官)

主催/後援/協賛(五十音順/株式会社を省略)

●主催
(一財)住宅生産振興財団、(一社)すまいづくりまちづくりセンター連合会
●後援
国土交通省、(独)住宅金融支援機構、(独)都市再生機構、
(一社)住宅生産団体連合会、(公社)日本建築士会連合会、
(一社)日本建築士事務所協会連合会、(一財)ハウジングアンドコミュニティ財団
●協賛
旭化成ホームズ、スウェーデンハウス、住友林業、
積水化学工業、積水ハウス、大和ハウス工業、トヨタホーム、
パナソニックホームズ、ミサワホーム、三井ホーム

第1回(2005年度) 審査結果 第2回(2006年度) 審査結果 第3回(2007年度) 審査結果
第4回(2008年度) 審査結果 第5回(2009年度) 審査結果 第6回(2010年度) 審査結果
第7回(2011年度) 審査結果 第8回(2012年度) 審査結果 第9回(2013年度) 審査結果
第10回(2014年度) 審査結果 第11回(2015年度) 審査結果 第12回(2016年度) 審査結果
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