住宅地計画の特徴 | |
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1 | <ペンサコーラ> 【街の特徴】 街の中心部は「ヒストリック・ペンサコーラ・ビレッジ」と呼ばれる南北3ブロック、東西5ブロックのエリアで、歴史的保存地区の指定を受け18〜19世紀の建物が修復保存され古き良き時代のアメリカの街並みを残しているが、レストラン、事務所、商店などにその姿を変えた住居も点在する。建物外観の色彩は豊かで正面入口付近にテラスを設けた住居も多く、地区全体のバランスが保たれ、落ち着いた雰囲気を醸し出している。 |
2 | <ニューオリンズ(フレンチ・クォーター)> 【街の特徴】 フレンチ・クォーターを彩る特徴は、これら欧風住宅のファザード(正面)のバルコニーないしギャラリー(回廊)に取り付けられた鋳鉄製のレース飾りである。これがロマンティックな街並みを演出し、ニューオリンズ建築独特のアイデンティティを創りあげ、多くの観光客を惹きつける。 |
3 | <ニューオリンズ(ガーデン・ディストリクト)> 【街の特徴】 セント・チャールズ通りを中心としたガーデン・ディストリクト地区は、商売で財を成したリッチな人々の豪邸が建ち並ぶ街区である。街区内の建築様式は「フェデラル&グリーク・リバイバル」と呼ばれ、ギリシャ建築を模した建物である。これほどの超高級住宅地ではあるが、この地区の道路事情は非常に悪く、舗装面にひび割れや陥没などが多く見られるが、ニューオリンズは地盤沈下が激しく舗装面の補修を行っても「いたちごっこ」になること、道路事情の悪さが観光客の流入を防ぐことことにつながるなどの理由が挙げられる。(写真3) |
維持管理の特徴 | |
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計画データー | |||
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報告者 | 鈴木 博・久野 修一 | 視察日 | 平成27年7月8日(水) |
同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏 (明治大学 理工学部建築学科専任准教授) |
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参考資料名 | 2015米国住宅地まちなみ視察調査報告書(鈴木博氏・久野 修一氏)掲載原稿を要約 |