住宅地計画の特徴 | |
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1 | 都市マスタープランとマスタープランで達成すべきビジョンを立案し、ビジョンを実現させるための詳細計画を策定している。計画については、レビューを行い、計画が確実に履行されているかの確認も行っている。 |
2 | 都市計画は、住宅だけでなく、公共交通や経済活動、レクリエーション、公共空間、公園などさまざまな行政活動と連携する必要があり、他の部門とも緊密に連携しながら計画策定し、実行している。 |
3 | 住宅政策の方針としては、戸建住宅・タウンハウス・アパートメント・中高層住宅などをミックスして開発することを心がけている。低所得者向けのアフォータブルハウジングをいかに提供するかを心がけ、シアトル市は、その提供に成功している。 |
維持管理の特徴 | |
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1 | 建替えにあたって決定された4つのポリシーは現住民や近隣の病院・利害関係者・ディベロッパーなどで組織されたシチズンレビューコミッティーを結成し、決定した。 |
2 | 再開発にあたって、単に住宅を供給するだけでなく、仕事場や教育施設・病院・公共交通などの生活する上での社会基盤の整備も行い、道路配置計画からオープン空間づくりも含めて、高密度な市街地形成と、持続可能なコミュニティーの形成を目指している。 |
3 | 様々な所得層や民族が居住するため、建物の見た目で区別がつかなくすることを目指し、デザインガイドラインによってコントロールしている。 |
計画データー | |||
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報告者 | 谷口 修司 | 視察日 | 平成23年7月14日(木) |
同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏(明治大学 理工学部 建築学科 准教授) |
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参考資料名 | 2011アメリカ住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(谷口 修司氏)を要約 |