住宅地計画の特徴 | |
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1 | 道路の幅員が市の基準より狭く、カーブしていて、クルドサック(袋小路)になっている。幅員が狭い為、道路の輻射熱が少なくなるメリットがある。また、道路に覆いかぶさる程に成長した樹木で、現在は更に輻射熱は少ないと思われる。 |
2 | 土を掘っただけの自然排水路。調整池も構造物ではなく、他よりもレベルを下げ、庭と一体化させたもの。 自然排水路では降った雨を地下に戻すことができる為、環境に優しく、非常にコストのかからない単純なものである。 |
3 | 道路を東西方向に設け家は南北に向いている。このことにより太陽光を多く受けることができる。各戸には太陽熱を利用した温水システムが設置されている。また、風が南から北に向かって吹くことを利用し、建物の南北には窓を多く配置して自然換気を行っている。暑さ対策として |
維持管理の特徴 | |
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1 | 住宅所有者の全員がホームオーナーズアソシエイション(HOA)に所属する。選挙によりに5人の役員が選ばれ、トラブルの解決と予算の仕事をする。任期は2年間で無報酬。組織として、菜園、果樹園、樹木の管理を行う「農業委員会」、建築審査を行う「デザイン検討委員会」、パー |
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計画データー | |||
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報告者 | 飯吉 弘晃 | 視察日 | 平成22年6月17日(木) |
同行コーディネーター | 佐々木宏幸氏(神戸芸術工科大学デザイン学部環境・建築デザイン学科 准教授) |
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参考資料名 | 2010アメリカ住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(成田 誠/池田 明弘/吉田 憲司)を要約 |