住宅地計画の特徴 | |
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1 | 緑が育たちにくい地域であるため、緑を育てられる人にしか分譲をしないというスタンスで販売されたようである。こうした基本的な考え方が、「入居者の質の向上」につながり、それが「まちの魅力の継続」、「まちの安全の確保」といった良い循環を生み出しており、資産価値の向上が |
2 | 開発地区の中にいくつかのビレッジがあり、20程度のホーム・ビルダーがニューアーバニズム(「伝統的な街の街路や建築デザイン規範などを現代の都市に活かそうという考え方」、「車重視ではなく、歩きたくなるような街を造ろうという考え方」)を実現するといった同じ理念の下にまち |
3 | 親密感のある住宅建築物と快適に歩けそうな歩行空間が張り巡らされており、ニューアーバニズムの思想が実践されている。 |
維持管理の特徴 | |
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1 | まちの管理については、一つのHOA(ホーム・オーナーズ・アソシェーション:管理組合)がまち全体を管理し、その中のエリア毎にサブ・アソシェーションがあって詳細な管理を行っている。 |
2 | 魅力ある心地よいまちを創り上げていくためには、「花・緑」、「確固たるまちづくりの理念」、「まちを管理する人・組織」がポイントである。 |
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計画データー | |||
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報告者 | 本島哲也氏・鈴木敦司氏・立山善宏氏 | 視察日 | 平成20年6月11日(水) |
同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授) |
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参考資料名 | 2008アメリカ住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(本島哲也氏・鈴木敦司氏・立山善宏氏)を要約 |