住宅地計画の特徴 | |
---|---|
1 | ケントランド、レイクランド共に徹底した歩行者優先の街づくりになっている。住宅地内の道路にはすべて歩道が設けられている。道路と歩道の間に並木道と芝のグリーンベルトを設け、各住戸の玄関は歩道によって繋がっており、自動車が玄関に横付けできないよう工夫されている。 |
2 | 開発前の丘陵、湖沼などの原地形を生かし、生態系を重視したエコロジカルな住宅地としての評価も高い。 |
3 | 道路は全てその地形の等高線に沿って造成工事が最小限で済むよう計画されている。また、傾斜地に対しても擁壁を造らず、地表面の変化に応じて建築計画を工夫・対応し、自然と一体感のある景色を創り出している。 |
維持管理の特徴 | |
---|---|
1 | グリーンベルトの並木や芝の管理が徹底されており、花もきれいに植えられている。住民の街を美しくしようという意識が高い。 |
2 | 自然との調和がしっかり取られ、開発されている。環境デザインが風景としての美しさに重きを置く街づくりとして重要であることを現している。 |
3 |
計画データー | |||
---|---|---|---|
報告者 | 古川方規氏・大本雅司氏 | 視察日 | 平成20年6月5日(木) |
同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授) |
||
参考資料名 | 2008アメリカ住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(古川方規氏・大本雅司氏)を要約 |