住宅地計画の特徴 | |
---|---|
1 | 芝に覆われた緑豊かな中央公園は開放的で、サリグレン・エコシティのシンボルゾーンになっている。公園を取り巻くように、開発区域の外周をループ状に自転車道が結ばれている。 |
2 | 開発区域の北側には人工湖がつくられ、住民が集う親水空間が設けられている。集合住宅は、2階建、3階建、5階建でコの字型、ロの字型配置が中心になっている。コの字やロの字に囲まれた部分が、中庭として住民の共用空間になっている。 |
3 |
維持管理の特徴 | |
---|---|
1 | サリグレン・エコシティのシンボルゾーンとなっている中央公園は公共移管されている。 |
2 | 「低所得者向け住宅の供給」を最大の目的として、ボリュームゾーンを床面積120m2、駐車場2台・物置付の住宅で2,500万円台に設定した住宅が供給されている。市況(5,400万円)の半分程度の価格に抑えることによって、子育て世代の若夫婦の購入を促すことに繋がっている。 |
3 |
計画データー | |||
---|---|---|---|
報告者 | 井野善久氏・川崎修宏氏 | 視察日 | 平成18年6月5日(月) |
同行コーディネーター | 阿部大輔(東京大学大学院博士課程、カタルーニャ高等建築学校博士課程) バルセロナ・レクチャー:三好隆之(伊東豊雄建築設計事務所バルセロナ事務所勤務) |
||
参考資料名 | 2006北スペイン住宅地まちなみ視察調査報告書掲載原稿(井野善久氏・川崎修宏氏)を要約 |