住宅地計画の特徴 | |
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1 | 設計を請け負ったプラン-R設計では、全19戸をそれぞれの世帯に合わせて異なる間取りを考慮し、2戸については車椅子利用用として設計している。 |
2 | この建物は、従来型の暖房設備が一切ないパッシブハウスで、太陽光及び人間の輻射熱で暖められた空気を排気する時に熱交換して新しい空気を入れるシステムである。24時間換気で、2時間で全館の換気が行われる。 |
3 | 建物は外断熱になっており、外壁に30m2、床に40m2の断熱材、バルコニーはヒートブリッジ防止のため、本体から縁を切っている。窓には熱損失の少ない3重ガラスの樹脂枠サッシが採用され、外壁面には、シンボルとしてソーラーパネルが取り付けられている。 |
維持管理の特徴 | |
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1 | 建物建築費は約1,400ユーロ/m2、パッシブハウス仕様のため、通常の建築費(1,200ユーロ/m2)より割高となっているが、ハンブルク市より100ユーロ/m2の助成金を受けている。 |
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計画データー | |||
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報告者 | 丸山尚氏 | 視察日 | 平成16年7月2日(金) |
同行コーディネーター | 齊木祟人氏(神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授) |
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参考資料名 | 2004欧州・住宅地・まちなみ最新事情報告書掲載原稿(丸山尚氏)を要約 |