住宅地計画の特徴 | |
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1 | 1960年代の車社会を否定した脱車型の環境を重視した地域開発で、米国としては比較的小規模な住宅地であるため、歩行や自転車でのショッピングが可能な計画となっている。また、鉄道の駅前のスーパーマーケット跡地の再開発ということで、鉄道を利用すれば、都心への通勤・通学が |
2 | 歩道は、穏やかな曲線や緑、公園、オープンスペース、車道の横断歩道の凹凸の識別、歩車道の高低差が切下げを行うのに適当な高さとなっており、見た目にも柔らかい感じがするなど、歩いていて楽しい歩行者中心の街づくりとなっている。 |
3 | 住宅地内には合計3箇所の公園とオープンスペースが適当な面積と位置で分散して配置されており、住民のコミュニケーションの場を提供として役立っている。 |
維持管理の特徴 | |
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1 | 住宅地駅側入り口脇に管理棟が立てられ、住宅地全体の管理とコミュニティの維持が図られている。共有地の管理費は月30ドル、年間360ドルを要する。また、角地の戸建て住宅の自己負担の管理費については年間400ドルとなっている。 |
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計画データー | |||
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報告者 | 山嵜啓太郎氏 | 視察日 | 平成12年6月23日(金) |
同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学 芸術学系 講師) オブザーバー:越澤明氏(北海道大学大学院教授) |
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参考資料名 | アメリカの住宅地開発最新事情/住宅生産振興財団海外視察報告掲載原稿(山嵜啓太郎氏)を要約 |