住宅地計画の特徴 | |
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1 | ディヴィス市の自動車道路が約44フィート(約13m)あるのに対して、ビレッジ・ホームズでは約23フィート(約7m)であり、東西方向にクルドサック状になっている。道路の両側に植えられた樹木で道路に多くの日陰ができ、ヒートアイランド現象の防止効果となっている。 |
2 | 道路にコンクリートの縁石はなく、雨水は自然に両側の土に流れるようになっている。雨量が多くなったときには歩道と家の間に設けられている丸い川石を敷いた部分や土のままの排水路に流れ、小さな水溜まりから大きな池に自然に循環するシステムが構築されている。 |
3 | ほとんどの住戸が南側に向いていることから、住宅の約95%にソーラーシステムが取り付けられており、夏は100%、冬でも最低50%の温水が賄われている。また、日除けの工夫などで自然の風の利用で、冷房の設置率は10%という数値となっている。これらの効果でエネルギー消費量は周 |
維持管理の特徴 | |
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1 | 住宅地にあるプールやコミュニティセンター、商業施設、オフィスビルなどの共有施設の管理・運営、開発計画については全てホームオーナーズ・アソシェーションと呼ばれる自治管理組織に委ねられており、それがまた、コミュニティの結束を強めることにも繋がっている。 |
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計画データー | |||
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報告者 | 阿久津美奈氏 | 視察日 | 平成11年6月23日(水) |
同行コーディネーター | 渡和由氏(筑波大学 芸術学系 講師) |
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参考資料名 | まちなみ大学 第3期 米国西海岸の計画戸建て住宅地視察報告書掲載原稿(阿久津美奈氏)を要約 |