住宅地計画の特徴 | |
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1 | 道路の両側をコンクリートで覆わず土のままとし、雨水が土に吸収されされるよう自然を生かした排水システムを採用している。 また、住戸の95%に太陽熱温水システムが取り付けられ、夏季には100%、冬季にも80%の温水を賄うなど太陽エネルギーについても積極的に活用している |
2 | 敷地内の自動車専用道路は幅員6〜7mと米国の一般的な道路より比較的狭い計画となっているが、道路の両側に多数の落葉広葉樹が植えられ、道路全体が「緑のトンネル」として、ヒートアイランド現象の抑制につながっている。 |
3 | 道路を狭くし、住宅の区画を小さくすることで広いパブリックスペースを確保している。中心には広大な芝生の広場があり、広場に隣接してプールやコミュニティセンター、小さな商店が整備されており、ビレッジ・ホームズの核となっている。また、住宅の1区画は米国の標準よりも |
維持管理の特徴 | |
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1 | ホーム・オーナーズ・アソシェーション(HOA)と呼ばれる自治組織を設立し、共有地の管理や果樹園などの運営を行っているが、専門的なもの以外は住民のボランティアにより行われるものが多い。 |
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計画データー | |||
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報告者 | 吉村均氏 | 視察日 | 平成10年6月25日(木) |
同行コーディネーター | 連健夫氏(連健夫建築研究室主宰/代表) |
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参考資料名 | まちなみ大学 第2期 アメリカ合衆国・まちづくり視察報告書掲載原稿(吉村均氏)を要約 |