すまい・まちづくり設計競技

すまい・まちづくり設計競技 第21回結果内容

1 課題

課題地:茨城県伊奈・谷和原丘陵部地区の一部 約2.4ha > 課題地
課題:首都圏郊外地域における、自然を活用した環境負荷の少ない住宅地の形成

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2 審査結果

(1)特選(国土交通大臣賞)
田中雅子(千葉県/大学生) 柳和宏
(2)準特選(まちづくり月間実行委員会会長賞)
岡松義男(東京都/設計事務所) 土岐勝哉 前田謙一 池田幸代 
川俣稔 木村高志 原裕 小林治人 永田康彦 菅野光蔵 松村正道
(3)入選(住宅生産振興財団会長賞)
坪井善道(千葉県/大学教員) 小野恵 河津正哉 田中康雄 
吉田このみ 中村伸 樋渡智洋 伊與田敬介
(4)入選(住宅生産振興財団会長賞)
市川勝行(東京都/設計事務所) 尾身竜一 井上陽介 桑原玲

3 審査結果報告(審査委員長報告より抜粋)

今年度は、今日の都市における政策課題として掲げられている自然環境の保全・創出といったテーマに沿って、つくばエクスプレス沿線における先駆的なまちづくりの提案が期待された設計競技でした。
 これまで、新市街地の住宅地についてはすでに数多くの実験的提案がなされ、道路における車と人との共存、コモンとコミュニティのあり方などについては、すでに一般的とも言える手法が定着しつつあります。従って今回は、そのレベルを越えて「つくばならではのもの」、例えば地域固有の風景に見事に応答したデザイン、親密なコミュニティづくりの可能性などが求められたのです。

■審査のポイント
審査にあたっては、各審査委員の視点を明らかにしながら議論を重ね、表現力は十分ではないが
提案内容に見どころのある作品にも配慮しつつ、最終的には投票により対象作品を絞り込んでいきました。
 そして、これらの議論を通して見えてきた次のような評価基準をもとに、優秀作品が選定されました。

  1. まちを景観として全体的に捉えて、広く一般のひとびとが住むことに魅力を感じるような美しい街並みを提案しているか
  2. コミュニティづくり、維持について斬新な提案がされているか
  3. 昔の風景や土地の記憶といった歴史性を十分に捉えているか。一方で、屋敷林などの伝統的な風景について、機能面でも活用を試みているか
  4. 歩き易い歩行者路、安全な自動車路といった道づくりへの配慮がなされているか
  5. 水や緑と調和した外部空間の形成など、環境への配慮が図られているか
  6. この地域環境にふさわしい新しいライフスタイルの提案がなされているか
  7. ユーザーのニーズに合った建築が建てられるような住宅生産・供給システムが提案されているか
  8. まちづくりという観点に立って、建物がバランス良く構成されているか
  9. ビオトープやガーデニング、農園等を設置することにより、エコロジーを意識した住宅地づくりとなっているか

■入賞作品の評価
特選作品は、この地域独特な屋敷林風景を合理的に再現する手法や、「都市」的生活と「農」的生活との共存するライフスタイルの提案などが、清新で先導性のある提案と評価され、高得点を獲得しました。また、準特選以下の作品については、バランス性、現実性に対する評価をもって選定されました。

スケジュール

応募登録平成15年10月~11月
作品提出平成16年3月
審査平成16年4月12日
表彰平成16年6月(第22回まちづくり月間)

審査委員会(五十音順/敬称略)

●審査委員長
藤本昌也(関東学院大学教授)

●審査委員
飯島 善(伊奈町町長)
上山良子(長岡造形大学・大学院教授/ランドスケープアーキテクト)
小前 繁(国土交通省官房技術審議官)
小柳武和(茨城大学教授)
陣内秀信(法政大学教授)
鈴木亮寛(谷和原村村長)
高見沢邦郎(東京都立大学大学院教授)
内藤 廣(東京大学教授)
平山恒夫(茨城県企画部長)
日端康雄(慶應義塾大学大学院教授)
松野 仁(国土交通省住宅局長)
三井所清典(芝浦工業大学教授)

主催/後援

●主催
まちづくり月間実行委員会、(財)住宅生産振興財団

●後援
国土交通省、茨城県、伊奈町、 谷和原村、住宅金融公庫、都市基盤整備公団

●事務局
(財)住宅生産振興財団

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